MySQL5のインストールと設定

 Mac OS X に MySQL5 をインストールしたみた。今後のためにメモとして残しておく。

MySQL のインストール

 MacPorts で MySQL5 をインストール。

$ sudo port install mysql5 +server

MySQL の PATH の設定

 以下のPATH を .bash_profile か .bashrc で通す。

/opt/local/lib/mysql5/bin

MySQL の設定ファイルの準備

 MySQL5 の設定ファイルをコピー。

$ sudo cp /opt/local/share/mysql5/mysql/my-medium.cnf /etc/my.cnf

 コピーした設定ファイルに、下記内容を追記。

[mysqld]
datadir=/data/mysql5
default-character-set=utf8

[mysql]
default-character-set=utf8

MySQL の動作に必要なディレクトリの準備

 以下のディレクトリを作成し、パーミッションを与えておく。

$ sudo mkdir -p /opt/local/var/db/mysql5
$ sudo chown -R mysql:mysql /opt/local/var/db/mysql5
$ sudo mkdir -p /opt/local/var/run/mysql5
$ sudo chown -R mysql:mysql /opt/local/var/run/mysql5
$ sudo mkdir -p /data/mysql5
$ sudo chown -R mysql:mysql /data/mysql5

初期データベースの作成

 以下のコマンドでデータベースを作成。

$ sudo -u mysql mysql_install_db5

管理者パスワードの設定

 MySQL の管理者パスワードを設定する。

$ mysqladmin -u root password 'password'

MySQL の起動

 MySQL を以下のコマンドで起動する。

$ sudo mysqld_safe &

接続確認

$ mysql5 -u 'username' -p

MySQL の停止

以下のコマンドで MySQLインスタンスを停止する。

$ mysqladmin shutdown -u 'username' -p

MySQL自動起動の設定

以下のコマンドで MySQL自動起動するよう設定しておく。

% sudo launchctl load -w /Library/LaunchDaemons/org.macports.mysql5.plist

 ただ、本来なら MySQL5 をインストールしたい際に org.macports.mysql5.plist が LaunchDaemons に配置されるのだが、配置されないときがあるみたい(自分の時は配置されていなかった。)。
その場合は下記方法で、自分で配置する必要がある。

$ sudo mkdir -p /opt/local/etc/LaunchDaemons/org.macports.mysql5
$ cd /opt/local/etc/LaunchDaemons/org.macports.mysql5
$ sudo curl -O http://robwilkerson.org/_resources/hotlink/blog/mysql5.wrapper
$ sudo curl -O http://robwilkerson.org/_resources/hotlink/blog/org.macports.mysql5.plist
$ sudo chown root:wheel /opt/local/etc/LaunchDaemons/org.macports.mysql5/*
$ sudo chmod 755 /opt/local/etc/LaunchDaemons/org.macports.mysql5/mysql5.wrapper
$ sudo chmod 644 /opt/local/etc/LaunchDaemons/org.macports.mysql5/org.macports.mysql5.plist
$ sudo ln -s /opt/local/etc/LaunchDaemons/org.macports.mysql5/org.macports.mysql5.plist /Library/LaunchDaemons/org.macports.mysql5.plist

MacPortsの主な使い方

 MacPorts で使うコマンドは以下を主に利用する。

MacPorts 自身の更新

 MacPorts が更新されている可能性があるので定期的に下記コマンドで更新する。

$ sudo port selfupdate

一覧の更新

 MacPorts に登録されているソフトウェアの一覧を以下のコマンドで更新する。

$ sudo port sync

 定期的に登録されたソフトウェアを更新するとよい。

検索

 自分がインストールしたいソフトウェアがあるかどうか検索する必要がある。例えば git-core を検索する場合は下記のようになる。

$ sudo port search git-core
git-core @1.6.2.4 (devel)
A fast version control system

 上記で検索した結果、git-core はバージョンとしては 1.6.2.4 であることがわかります。

インストール

 自分が利用したいソフトのインストールは下記のコマンドで行う。以下は git-core をインストールする場合のコマンドである。

$ sudo port install git-core

 上記のコマンドをたたくと、依存関係のソフトもインストールしてくれます。利用するソフトによっては時間がかかると思うので、ブレイクタイムなり他の作業するなりしたほうがいいと思います。

インストールする際の機能オプションの確認

 自分が利用するソフトでインストールする際に有効にできる機能を確認することができます。以下は git-core をインストールする際に、有効にできる機能を確認する際のコマンドになります。

$ sudo port variants git-core
git-core has the variants:
doc: Install HTML and plaintext documentation
gitweb: Install gitweb.cgi
svn: Bi-directional subversion repository support
bash_completion: Bash completion support

 コマンドの結果、doc、gitweb、svnbash_completion という機能をインストールする際に有効にできることが確認できます。

インストール機能オプション

 自分が利用するソフトをインストール際に、どの機能を有効にするかどうか指定することができます。以下は git-core をインストールする際に有効にする機能を指定するコマンドです。

$ sudo port install git-core +doc

 有効にする機能に、+ オプションを指定します。

インストールされたソフトの確認

 インストールされたソフトを以下のコマンドで確認することができます。

$ sudo port installed

アップグレード可能な一覧表示

 アップグレードが可能なソフトの一覧を下記のコマンドで確認することができます。

$ sudo port outdated

アップグレード

 インストールしたソフトをアップグレードをすることができます。以下は、git-core をアップグレードする際のコマンドです。

$ sudo port upgrade git-core

 installed と組み合わせると、インストールされたソフト全てを更新することができます。

$ sudo port upgrade installed

アンインストール

 インストールしたソフトが必要なくなった場合アンインストールすることができます。以下は、git-core をアンインストールする際のコマンドです。

$ sudo port uninstall git-core

無効化

 インストールしたソフトを何らかの理由で必要なくなった場合、ソフトを無効化することができます。以下は、git-core を無効化にするコマンドです。

$ sudo port deactivate git-core

 このコマンドは、ある機能が有効になった、もしくは有効になっていないソフトを混在させる場合に便利です。

有効化

 無効化したソフトを何らかの理由で、再び必要になった場合、ソフトを有効化することができます。以下は、git-core を有効化にするコマンドです。

$ sudo port activate git-core

MacPortsのインストール

 Mac OS X にも FreeBSDports ようなパッケージ管理ツールがあるらしいとのことで、早速 MacPorts をインストールしてみた。

インストールの下準備

 下記の方法で Xcode Tools をインストール

 本体に付属してきた DVD の方は Mac OS X が入っている DVD ?をマウントして Xcode Tools ディレクトリの配下にある(将来 Mac のリリースによってかわる可能性がある) XcoolTools.mpkg を実行して、立ち上がったインストーラの手順に従ってインストール。
 http://connect.apple.com からダウンロードしたきた方も DVD と同じで dmg ファイルをマウントして、インストーラで手順に従ってインストールすれば OK なはず。

MacPorts のインストール

 下記の方法で MacPors をインストール

 上記二つの方法はいずれも、http://svn.macosforge.org/repository/macports/downloads/ から必要なものをダウンロードしてきて行う。すぐに使いたいなら dmg 形式が一番手っ取り早い。
 注意事項としては、Mac OS のバージョンのあわせて、なるべく最新の MacPorts のバイナリまたはソースをダウンロードしてきて、インストールすべし。じゃないと port で自分が入れたいパッケージがインストールできない可能性がある。
#そんな自分は、最初は古いのを落としてきて port コマンドが正常に動かないという現象にあってしまいました。

環境変数の設定

 自分が利用しているシェルの環境変数に以下の内容を追加する。

export PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin/:$PATH
export MANPATH=/opt/local/man:$MANPATH

 上記内容は、Mac OS X のデフォルトの設定が保存されているホームディレクトリにある .bashrc 上に追加する。もしくは、ホームディレクトリに .profile を作成し、このファイルに追加してもよい。

MacPortsのアップデート

 以下のコマンドで MacPorts を最新の状態に更新し、インストールできるソフト一覧をアップデート。

$ sudo port -d selfupdate
$ sudo port -d sync

 上記 port コマンドオプションとして -d オプションをつけているが、これはデバッグ情報を出力するため。必要ないならつけなくても OK 。

 以上で、MacPorts の導入されるはずです。

参考URL

 今回の「MacPorts のインストール」のエントリは以下の情報を参考にしました。

githubの導入の初期設定メモ

git config --global user.name "username"
git config --global user.email "xxxxxx@yyyy.com"

mkdir test
cd test
git init
touch test.txt
git add test.txt
git commit -m 'first commit'
git remote add origin git@github.com:username/test.git
git push origin master

シリコンバレー統括

シリコンバレーツアー、JTPAカンファレンスで感じた点をまとめる。
(注意:記述中) ※Update:2009/04/08


今回シリコンバレーに行った目的

  • シリコンバレーの空気を肌で感じる
  • 将来地元で起業するために参考になることを吸収する

強烈に焼きついたイメージ

シリコンバレーに来て確認したこと

  • ソフトウェアエンジニアの給料が日本より高い
  • 仕事は水平分業、成果はアウトプット主義
  • クリエイティブな発想を促す環境が充実

シリコンバレーに来て感じたこと

  • Startup企業の創業者の人たちはホント楽観的
  • Startup企業は勢いとスピードがある
  • 料理は思ってたより美味い

シリコンバレーに来て変わったこと

  • 他を変えるのではなくまずは自分を変えるという価値観への転換
  • 自分の好きなプログラミングができるソフトウェアエンジニアへのキャリアパスの一本化
  • 現地志向から海外志向への転換

日本でこれからすること

何事も Step By Step。

英語力の強化

会社見学で説明内容や質問内容のやりとりが、不甲斐ない英語力のため断片的にしか分からず悔しい思いをしたことが多々あり。将来シリコンバレーで働く上に当たって、こんな英語力の状態ではシリコンバレーでは論外なのは当たり前。というわけで、従来の学習方法に加えて、iKnowやスピーキングサークル等に参加することで強化していきたいと思っています。

転職

ホントはワクワクするような新規開発がしたいのに、ちゃちい機能追加といったバージョンアップやバグFixといったメンテ開発ばかりしているのが自分の現状。しかも最近コード書くのが減ってきた。このままでは自分がやりたくもないマネジメントの仕事ばかりになってしまいそうだ。そういわけで、次の会社はコードをバリバリ書ける環境でやりたい仕事(アーキテクチャのデザインも)が出来る環境に移りたいと思っている訳です。

シリコンバレー7日目

フィッシャマンズワーフ

昨日の行くはずだったのが Napa でいけなかったので、

朝一で行ってきました。


朝だったせいか、order したらすぐにクラムチャウダーが。

クラムチャウダー美味しかったです!

ただ、アシカが見れなくて残念。

成田帰国

フィッシャマンズワーフ後、すぐにホテルに戻り

サンフランシスコ国際空港へ直行。

そのまま、10時間飛行機に乗って帰ったのですが、

朝の機内食が着陸直前30分前ぐらいに出されたせいか、

着陸のときはちょっとやばかった。

まあ、何はともあれ無事帰国できてよかったです。

シリコンバレー6日目

Google

廣島さんのご好意で見学。

社内では20%ルールプロジェクトの作品をいろいろ見せてもらった。

といっても3つぐらいでしたが。

20%ルールプロジェクトとはやはり Google 社員のみんなに

認められないと80%の方にならないようです。

社内見学の途中で社員の方とすれ違ったり、

途中会議の様子や個人作業場が見えたりしたんですけど

Mac を使っている人がほとんどでした。



サーバの初号機も見せて頂きました。

1つのラックに4台入っているとのこと。

なぜ1つのラックに4台入れたかというと、そのほうが処理能力を増やせるから。

そういうことみたいです。

実物を見たところ、CPUは Pentium2 がのっていました。

後、近年データセンターで問題となっている消費電力問題は、

Google のせいだとも社員の方は言っていました。


社内見学の後は、ランチしながら社員の方とのお話会。

ネットのうわさではランチは無料じゃなくなったと錯綜してたようですが、

実際には無料でしたよ。

ピザ、すし、うどん、カレー等々、いろんなものが置いてありました。

料理の味も美味しかったです。

社員の方は、JTPAでもお世話になったハンガイさんとお話しました。

お話で分かったことは以下のとおり。


・コードレビューはコアなものは全て実施する。ラボ的なものは部分的に実施
・社内ツールは全て内製(金銭に関わる総務関連は除く)
・入社は面接する全ての社員がYesにならないと駄目
・開発ツールは個人で生産性が高いものを利用する。但しプロジェクトによっては指定される
・1日の業務報告は基本的にメールで連絡するだけ
・大きくなりすぎて大企業病になってきている(少なくともハンガイさんはそう感じているみたい)
・病院も施設にある。但し利用するには1ヶ月待ち状態
・料理は3食食べることができる
・ジムもある


とまあ、お話で分かったことは

ネットと本で得た情報どおりだったので、確認できたという感じでした。

聞いていて思ったのは、Google は社員の能力がフルに発揮できるよう

ホント働き易くできているんだなと。

ハンガイさんの言葉から、そういう熱意を感じとることができました。

働いている会社の誇りというか「この会社はいいぜ!」っていう感じで

伝えられる人と接すると、ホント働きたくなってしまいます。


ランチ後は、グッズのお買い物タイム。

ボールペン、ヨーヨー、USB といった小物系から

Google ロゴ入りシャツ、YouTubeジャージなど等、

いろんなグッズが売ってました。

自分は、お手軽なボールペン、ヨーヨー、ノートを購入。

会社の同期のお土産もいっしょに買いました。



最後に写真。

アンドロイドのロゴのやつ。


ビーチバレーコート。


恐竜がいました。


グッズが売ってた館。


IDEO

id:theodoorjp のご好意で IDEO へ行ってきました。

IDEOは 初代 Mac のマウス等のイノベーションを生み出すデザイン会社。

社内見学では、IDEO が手がけた製品のプロトタイプの紹介といった感じ。

AppleMicrosoft のマウスや Adobe のパッケージやら。

やはり、本に書いてあるとおり、

プロトタイプを作成することによって実際にプロダクトやサービスを

体験し、フィードバックすることが大事みたいです。

Napaバレー

IDEO が終わった後、ヒラシマさん、id:Wakiさん、id:tamatomoさんと4人で

計画もなしに Napaバレーにいってきた。

写真は、行く途中に撮ったもの。

ゴールデンゲートブリッジ。


アルカトラズ島が見えましたわ。


大部サンフランシスコから離れました。


夕日がきれい。


Windows XP の壁紙を彷彿させる風景です。



Napa 行く途中にワイナリーを発見。

看板を見ると、"PM5:00" と書いてあるが、

ゲートが開いていたため、問答無用直行。

着いたら、ちょうどワイナリーの方が引き上げる途中でした。

ヒラシマさんがテイストのお願いできなかをどうかネゴったら、

以外とあっさりOKでした。

3種類のワインをテイスト。

そんな中で2003年ものが一番美味しかったのでお土産用とこの後の夕食用を購入。

時間過ぎていたのにテイストさせて頂いたお礼ということもあり、

チップを大目に払ったら、夕食のレストランを紹介してくれました。

アメリカの人やさしいです!


購入後は、そのままワイナリーの方が紹介して頂いた

Sonoma? のレストランへ直行。

着いて頼んだものは以下のとおり。

・ステーキ
ペンネ
・サラダ
・ピザ

持ち込んだワインをたしなみながらの食事はホント最高でした。



夕食後は、そのままサンフランシスコのフィッシャマンズサーフ近くの

ホテルへ送っていただきました。

ヒラシマさん、id:Wakiさんご同行ありがとうございました!